Silicon Valley Way シリコンバレーウェイ :イノベーションを目指している日本人のためのコース
Many Japanese firms have recently become curious about the innovative business approaches that successful Silicon Valley companies practice throughout their organizations, including Lean Startup and Agile Development, and want to learn how to practice them in their own firms. Three bilingual consultants from two consulting firms have joined forces to present this unique course that explains the rules for business success that Silicon Valley companies follow. THIS COURSE IS IN JAPANESE.
このところ多くの日本企業は、シリコンバレーで成功した企業が用いている、アジャイル開発やリーンスタートアップなどの手法やアプローチに興味や関心を示しており、深く学んでみたい、あるいは自社でも導入したいと考えているようです。しかしそういった企業に対し、シリコンバレーの実際の現場で用いられている手法やテクニックを日本語で詳しく説明したインフォメーションはまだまだ少ないのが事実です。また残念ながら、その手法やテクニックを日本企業の下でどのように応用したらよいかという情報も皆無なのです。
そこで長年、シリコンバレーで使われている最先端の手法を教授したりするなど、シリコンバレー式に則って日本企業をサポートしてきた3人のバイリンガルコンサルタント、到津守男 (Morio Itozu)、ロッシェル・カップ(Rochelle Kopp)、スティーブ・マギー (Steve McGee) が、ここでひと味違ったコースを提供しております。シリコンバレーで開催した一日セミナーをビデオ化しましたので、このコースを見ることで実際にセミナーに参加しているように感じられます。
このコースの狙いは、シリコンバレーの方法論について学ぼうとしている日本人に生の情報を届け、さらに日本企業の中でこれらの手法をどうしたらベストに応用できるかについて考えることです。
ミッキー・マントルの基調講演(全て英語)と「アジャイル開発プロセスの基礎」(英語プラス日本語の解説)以外は、コースは日本語で行われています。
このコースでは、次のような方々を対象としています:
- シリコンバレーの企業の成功するための秘訣を理解したい方
- イノベーションを起こす力を高めたいと考えられている日本企業の方
- シリコンバレーのベストプラクティスを学び、自社に導入したい方
- 自分の会社を起業しようとされている方、また、実際に既に起業されている方
- 自分の会社でアジャイル開発の手法を導入したいと考えられている方
- 自社の組織をよりダイナミックで柔軟にしたいと日々活動されている方
- これからシリコンバレーを訪問したり駐在したりするのでそのための準備を事前にしておきたい方
このコースで学べること:
- より高度で価値のあるプロダクトを生み出すため、革新的な企業がどのように重要な人材を定着させ、かつそれらのモチベーションを高めているのかを知ることができます。
- 自社のリーダーや経営層にシリコンバレーで使われている方法論を説明する際に実際に使えるモデルと言語を押さえ、そしてこれらのプラクティスのいくつかを実行する方法について学ぶことができます。
- シリコンバレーを動かしているものは何か、どうしたら自社にシリコンバレー精神を取り込むことができるかを把握できます。
コースの内容:
モジュール1:シリコンバレーの文化の理解
モジュール2:アジャイル開発プロセスの基礎
モジュール3:効果的なアジャイル開発手法の導入
モジュール4:基調講演:効果的なアジャイル・プログラミング文化を創造する秘訣は何か
モジュール5:アジャイル開発を実施する上で存在する、日本企業特有の障壁
モジュール6:アジャイル開発を導入した成功事例についてのケーススタディ
モジュール7:Lean Coffeeディスカッション方式の紹介
ビデオは合計7時間以上にのぼります。尚、各モジュールには合計で250ページ以上にも及ぶパワーポイントも付属しています。そのためこのコースで豊富な学習資料を手に入れることができるでしょう!
プレゼンター・プロフィール:
到津守男 (Morio Itozu) :Itozu Consulting
経験豊富なバイリンガル(日本語と英語)で異文化を対象にしたグローバル組織開発コンサルタント。25年以上サンフランシスコベイエリアをベースに日米を中心に日系企業とグローバル企業の直面している問題を解決し、パフォーマンスとチームワークを向上させ、組織文化を変革し、M&A後の組織や文化の統合、グローバルリーダーの育成に貢献してきた。日立、NEC、日東電工、東芝、日本航空、中外ファーマ、Microsoft、HP、Intel、Cisco Systems、Motorola、Universal Studios、UPSなど多くの企業の手助けを行ってきた。
世界中で使われている診断材料であるFIRO-Bを作成し、組織開発の分野のパイオニアであるウィル・シュッツ博士の下で長年直接学び、活動した経験を持つ。
ロッシェル・カップ (Rochelle Kopp) :Japan Intercultural Consulting, Managing Principal
スティーブ・マギー (Steve McGee) :Steve McGee Consulting
ソフトウェア会社のプロダクト開発の頻度を高め、リードタイムを短縮し、コミットメントの実現を可能にするアジャイル・マネジメントコンサルタント。日本で6年間の異文化マネジメント・コーチとしての活動を含め20年に渡る組織変革、トレーニングと人材開発の経験を持ち、異なった価値観を持つシステムを統合する企業の手助けを行ってきた。
2007年にソフトウェアとコンサルティング企業に初めてアジャイルを導入し、その後、アジャイルの原則とプラクティスを経理のポリシーやイベント、チェンジマネジメントなど多様なプロジェクトまで応用した。アジャイル・トランスフォメーションと組織変革のクライアントは、Western Union、ClearXchange、 Flint、Ericsson、 Motorola、Life360、Apple、Visa, TSYS、eBay、MobiTV、PlayStudios、Zephyr、UCSF、Quantum Art、Yokogawa、Deloitte-Tohmatsu, Johnson & Johnson、Biosensorsなど。
スティーブン・ガンツ (Steven Ganz):Teamifier創設者
シリコンバレーをベースに活躍する起業家でありコンサルタント。現在自身のベンチャーのためにコラボレーションとソフトウェア開発プロセスに関わる革新的な技術を開発中。同時にスタートアップ企業や研究所に対してコア技術を計画、実施、検証、そして促進するためのコンサルティングを行う。プログラミング言語理論の研究のバックグラウンドと幅広い技術的な知識ベースと研究スキルを活かして、適応システム、machine learning、ナノテクノロジー、自然言語処理、ロボティクス、セマンティックWeb、ワイヤレスネットワークなどクライエントの様々な技術領域にわたるサポートを提供する。クライエントは、リコー、Toyota InfoTechnology Center、MobKiteなど。
ミッキー・マントル (Mickey Mantle):「Managing the Unmanageable: Rules, Tools, and Insights for Managing Software People and Teams 」の著者
ソフトウェア業界において40年以上に渡り成功した実績がある。University of Utah(コンピュータサイエンス)卒。1986年にスティーブ・ジョブズに買収された直後のPixarに入社し、外部プロダクトの全てのソフトウェアの開発を管理した。 1991年にBrøderbund Software に Vice President of Engineering と CTOとして入社し、多数の賞を受賞したPCとMacのゲームを制作した大きな開発組織を管理。 1997年後半にBrøderbund Softwareを退社。GracenoteにSenior Vice President of Developmentとして参加し、全ての技術開発、業務、プロフェッショナルサービスを指揮した。2011年にGracenoteから引退し、その後すぐにWanderful社を設立。
Your Instructor
Rochelle Kopp is a management consultant specializing in cross-cultural communication, human resources, and organization development. She works with Japanese companies doing business globally and global companies doing business in Japan or working closely with Japanese companies. A veteran facilitator experienced in delivering training and consulting to participants from around the world, Rochelle frequently leads cross-cultural teambuildings and other programs for executives. She also works with many Japanese and non-Japanese leaders as an executive coach.
Rochelle works with Japanese companies, helping them to be more successful in their global operations, supporting effective management practices, organization development, and cultural training and teambuilding. She also has a particular interest in helping Japanese companies understand and learn from Silicon Valley. She also works frequently with global firms that have Japanese subsidiaries, customers, joint venture partners, and suppliers.
ロッシェル・カップは、異文化コミュニケーション、人事管理、組織開発を専門とする経営コンサルタントです。世界各地で事業展開する日本企業、および日本での事業展開や日本企業との取引があるグローバル企業に対してアドバイスを提供しています。世界各地からの参加者を対象とした研修の講師および相談役としての経験も深く、数々の異文化チームビルディングやエグゼクティブ向けのプログラムを率いてきました。また、エグゼクティブコーチとして、日本人や日本人以外の多数のリーダーにコーチングを提供しています。
日本企業へのアドバイザー役としては、グローバルな事業展開を効果的に進められるよう助言し、経営管理と組織開発をサポートするとともに、文化面のトレーニングやチームビルディングなどを手がけています。特に日本企業がシリコンバレー流の経営を理解し、そこから学べるよう支援することに関心を注いでいます。また、日本に子会社、取引先、合弁事業パートナー、サプライヤなどを有するグローバル企業に対しても、多数のコンサルティングを行っています。
Course Curriculum
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StartModule 1 シリコンバレーの文化の理解 (89:13)
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StartModule 2 アジャイル開発プロセスの基礎 (103:36)
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StartModule 3 効果的なアジャイル開発手法の導入 (114:50)
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StartModule 4 基調講演:効果的なアジャイル・プログラミング文化を創造する秘訣は何か (37:34)
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StartModule 5 アジャイル開発を実施する上で存在する、日本企業特有の障壁 (76:13)
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StartModule 6 アジャイル開発を導入した成功事例についてのケーススタディ (37:52)
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StartModule 7 Lean Coffeeディスカッション方式の紹介 (8:32)